つまらぬもの ― 2011/01/23 00:37
林の中や森の地べたや樹木に生える苔を熱心に見ていた時期があります。湿っぽい土の上に生える鱗のようなゼニゴケは気持ち悪いですが、ミニチュアの杉のような苔や水中に三角形に葉を広げる苔など面白いものもあります。 アクアリウム趣味では苔は重要かつ外見でも人気のある植物です。流木に活着した苔は深山で苔むした倒木の趣もあり、小さな水槽にも野性味を与えてくれます。 わたしはこの数年は淡水水槽を置いています。最初に買ったアピストと呼ばれる魚のつがいはとうに死んでしまいましたが、その子供たちのうちの2匹が残ってつがいで暮らしています。 彼らにとって水槽の中の世界が生涯の全てであるので美しく保とうと思って美しい苔なども育てているのです。 20代の頃には微生物に興味を持っていた時期がありました。顕微鏡でプランクトンを顕微鏡で見たり飼ったり。藁を入れて放置したバケツでメダカと一緒に飼ってみたり。 一見つまらぬものと思いがちですがよくよく見てみると苔も微生物もおもしろい「創造物」です。
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