夜空で宝探し

霧に包まれた森の風景が好きでわざわざ天気が悪い日に山に出かけることがよくあるのですが、そんな森の風景です。霧が深い朝の公園の木立を眺めるのも良いですが高い場所から見下ろす森は緑色のうねる海のようで美しい。ジョージアオキーフも好きですが東山魁夷さんの絵もわたしは好きなのです。このあたりの森では鹿をよく見ます。霧の中を駈ける姿があればイメージ通りなのですがなかなか見たいときには現れてくれませんね。わりあい密度の低い森なので縦横に走っているトレールから森の中に入ることも容易ですが倒木も多い柔らかな地面なのでオートバイにはチャレンジです。しかし泥にタイヤの轍が残るような日には森の中は走りません。

最近はずっとPENTAXのK-5で撮っています。雨の日用に買ったのですがたいへん気に入ったのでレンズもいろいろ揃えました。135mmのレンズをつけたM8やM9でとても小さなカワセミの写真など撮っていましたが少しは良い写真が撮れそうです。

不思議な雲ですがレンズ雲と呼ばれる雲で気流が山を越えるときに生じる山岳波という大気の振動で生じるのだそうです。 大きいのから順に重なる様子がおもしろいですね。最近は富士山あたりも心配の種が尽きませんが、凶兆というわけでもないでしょう。夜になってから東に流れ始めましたが特徴的なかたちはそのままでした。おもしろいです。だいたいこういう不思議な雲の中心には滅びたはずの古代文明が作った天空の城やら、不思議な生命体やらがいることになっていますが、今日のこの雲の中心にはなにがあるのかな。大気の定在波が出来ているそうなので飛行機などでは調べられないかもしれませんが観測気球など飛ばしてみるひとはいないものか。