真空管アンプ2011/02/11 11:11

今日は朝から雪が降っています。車じゃ出かけられないし朝から風呂にでも入って音楽でも聴くのが吉です。 わたしはオーディオセットに蘊蓄などないし自然に聴こえればそれで十分だと思っています。もはやいつ買ったのかよく覚えていないのですが8年ぐらい前に真空管アンプを買ってからそれを愛用しています。EARのV20というアンプですが変わった回路設計で普通はプリアンプに使う12AX7という三極管をチャネルあたり10本も使って20Wのアンプを構成しています。設計も変わっているのですが意匠もエキセントリックでミッキーマウスの顔のようにも、V型エンジンにも見えます。このアンプとソナスファベールのブックシェルフ型スピーカーの組み合わせで楽しく聴いています。 EARのアンプはいつの間にかべらぼうな値段で売られるようになってしまいました。V20以外にもヘッドフォンアンプなど興味のある製品があったのですが今の値段で新品を買うのはためらいます。当時も安い買い物ではありませんでしたが8年過ぎた今でも満足しています。 わたしはこれまでに買った何百枚ものCDから聴きたいものを探し出すのが面倒でしたので労力をさいてリップしてiTunesで管理していますが、楽しみたいときはお目当てのCDを探してこのアンプで聴きます。今日は阿部芙蓉美さんの「ブルーズ」。

ニルバーナからサーフコースターズまで2009/05/05 23:23

わたしが小学生の頃はフォークの全盛期でした。夏休みに出かけた親戚の家に転がっていたガットギターで「歌本」を見ながらコードを弾く練習をしたのを覚えていますが、いかんせんナイロン弦は小学生には余りに硬くまともに弾けませんでした。中学生になると松山千春が衝撃的に登場し、一方ではベイシティローラーズなんてものも現れ、男どもは千春に狂い、女子はタータンチェック狂いになっておりました。TVを見ない子供であったわたしはFMの番組表にある「ピンク」の文字に期待感を極限まで上げてなぜかピンクフロイドの新譜を小一時間も聴くことになったりしていたのですが、あれは番組表に入りきらなかったので省略されていたわけなのですね。 プログレ一筋の青春を過ごしてきたわたしが今いちばん気に入っているのはなぎら健壱の「鯉の散歩」です。

嘘です。