林道の定点観測2011/09/19 21:59

林道がある森の中にはいろいろなひとがいます。林業や土木の仕事をされているひとたちはもちろんですが猟銃を持ったおじさん、釣り人、そして同類のバイカー。長い竿についた虫取り網を持った昆虫採集のオトナ。何をしているのか何もしないために来ているのか、いつも同じ場所で森の中に折りたたみ椅子を出して時間を過ごしているひと。仕事の休憩なのか道路脇に軽トラをとめてお弁当を食べている家族。山梨県北部の林道は深い森の中や渓流に沿った楽しい道が多いので近いこともあってキャンプに行かない週末はたいていここを走っています。

ついつい何時間も走ってしまうのは性ですが、たまには本でも持って深い森の中でバイクを降りて半日ほど過ごすのも良いかもしれません。バイクは森を抜けて行くだけですが、森の中にはきっといろいろな楽しみがあるのです。とりあえずそのうち一泊してみようかと思いますが夜中に遭うケモノは怖いしなあ。 十五年ほど昔、六甲山でキャンプしたときのこと。川縁で楽しいBBQなどしようとしていた若いカップルの食材を野生のいのししが咥えて逃げるのを見ました。逃げる親いのししの後ろを小さな子供たちがトトトとついて行くのも目撃しました。その夜、テントの周りで音がするのでフライシートのジッパーを下げるとそこには大きないのししの鼻がありました。NO IDEAだったのでとりあえず見なかったことにしてジッパーをジジジと上げて思念しましたが、やはりNO IDEAなのでラジオをつけて寝ました。六甲山には数千頭の野生いのししが生息しているそうです。

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