スプートニクの時代 ― 2009/06/11 23:04

新しいカメラを手に入れたので今日は夕暮れの町を写真を撮りつつ散歩してきました。食事も済ませ、ベランダから久々の夜空を眺めていると月が昇ってきました。エルマーという大昔の90mmレンズで東の空にある月を撮ってみました。このレンズは1950年代、まだテレビ放送が始まるかどうかという頃に作られたものです。まだ月に人間は出かけてもおらず、ソビエト連邦の人工衛星スプートニクがようやく打ち上げられた頃のものです。そういうことを思い浮かべつつベランダから月を撮りました。さすがに90mmでは小さくしか写りませんからトリムしてあります。補完するストーリーが必要な写真はろくなものではありませんね。行動範囲の狭いカメラ好き爺の写真を揶揄して「ライカで撮ったという写真には猫と看板しかない。」とよく言われますが、そちらの写真のほうがこの月の写真よりはるかにましでしょう。ともあれ、古いレンズで撮る写真には撮る人だけが見つけられる楽しみがあります。 来週は仕事で京都旅行に行くので楽しみです。もちろん新しいM8も持って行きます。梅雨入りしたので残念ながら天体観測は当分お預けです。そろそろ木星でも眺めたいのですが。
極好的速跑能力 ― 2009/06/13 16:51
翻訳エンジンが返してくる中国語は中国語であるかすら怪しいものですが、Super Corsaとして通じるのでしょうか? もう10年以上も前のことになりますが、台湾で技術移転の仕事をした頃に、資料にいんちき中国語を並べて遊びました。技術者にとっては英語は仕事で普通に使う第2外国語なのでそれで用は済むのですが、ヘンテコな中国語で笑われることにも仕事をする上ではプラスの意味がありました。わたしは「先生」役の客人なので皆さん気をつかっていただいて恐縮いたしました。何年も過ぎてからある台湾人の転職の相談を受けたときにはよく覚えていてくれたものだと思いました。
チネリ社の極好的速跑能力はわたしのいちばんのお気に入りです。今のチネリ社はスーパーコルサを生んだチネリとはほとんど無関係な会社で、もはやこのフレームはROVER MINIに対するBMW MINIのようなものですが、今でも東京オリンピック時代のスチールフレームの雰囲気を残しています。サイズが合うものをたまたま見つけて即日手に入れました。それ以来、路面や天気が良ければこの自転車で出かけます。
旅に出る ― 2009/06/14 10:32

エンジニアの場合、仕事で出かける旅には憂鬱なものもありますが学会出張は気楽で楽しいです。仕事なので一日中どれかのセッションに出席しているとぐったりしますが少なくとも文句を聞かされるわけではありませんから。昔の仲間にもときには会えますし。今回の旅にはもちろんカメラを持って出かけます。中途半端に空いた時間の暇つぶしにはスナップ写真はちょうどいい楽しみです。
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