まんじゅう怖い2012/05/12 15:33

山梨県韮崎市まんじゅう峠。妙な名前ですがまんじゅうにそっくりなハロイサイトという石が産出することが名前の由来なのだそうです。茶色い皮に黒い餡がはいったご存知のおまんじゅうです。 まんじゅう峠に登る市営林道があるとのことで出かけましたが麓から登る道の入り口がわからず薮だか道だかわからないようなトレールを小一時間ほど走りました。 仕方がないのでまんじゅう峠から下ることにしました。峠からは轍も深いトレールが続きますが勾配もきつく、逆ルートで正解だったかもしれません。途中で125ccのトレールバイクに乗ったグループに会いましたが彼らも私と同じく入り口がわからずに峠からの下りを選んだということでした。未舗装林道でもたいていは道の体裁を保っているものですがこの道はまるで登山道のようで雨のあとならまず登れないでしょう。両側が急斜面の尾根のような部分もあるので少し緊張しました。これはおもしろい。 期待以上に楽しめたので「まんじゅう石」も拾わずに戻ってしまいましたが明日また出かけて来ます。

M9モノクローム2012/05/12 21:39

ライカはわたしも愛用するカメラで今はM9-Pをよく使っています。フィルムカメラのM2はごく稀に気が向いた時に白黒ネガで撮っていますが良いスキャナーは持っていないのでローファイな写真になってしまいます。デジタルカメラのM8も大事にしまってあります。去年のベルギー旅行では活躍してくれました。私にとってのライカの魅力は最低限の機能しかない伝統的なカメラの操作系を保持していることと丈夫さに尽きるのですが、保守的なジジイが好みそうな道具であると言われれば反論はありません。 モノクロCCDカメラは天体写真用にはこの冬に買ったばかりです。天体写真の場合にはカラーCCDとモノクロCCDには大きな違いがあります。撮影する対象は点光源の星々でピクセルの大きさと像面での星像の大きさは大して変わりがありません。低露光条件でカラーCCDを使った天体写真の撮影ではしばしば偽色という問題が生じます。もちろんカラーCCDで撮った写真を白黒で見ることもありますが色による感度の違いから銀河の裾などは粒状に荒れて輝度の階調も失われてしまうのです。 一般的な写真の場合には銀河の写真のように低露光条件にはならないのでモノクロCCDのカメラがどれほど美しい写真を撮れるのかよくわかりませんが、ライカの新製品として出てしまいました。試してはみたいとは思うけれど、こういうカメラは使い方が課題ですね。