ゲートル?ブーツ? ― 2011/10/15 12:54

250TRのフロントフォークにフォークブーツを付けました。朝から歯医者に行った帰り道、だんだん雨があがって来たのをみて昼ご飯前に早速作業しました。日曜日は晴れそうだし紅葉を眺めに行きたいですからね。面倒なのは重いジャッキを部屋から運ぶことぐらいで、作業そのものは車体をジャッキアップして前輪とブレーキを外しフォークを抜くだけの簡単な作業なので30分もかかりませんが、オートバイの印象は大きく変わります。林道を走って帰ってくるとたいていフォークの摺動面に泥や埃がたまって輪になっているので覆いでもつけるかということです。実際のところ見えないところで湿気で錆びたり心配なこともあるのですが、格好いい。特殊な工具は車軸を抜くのに使う12mmのヘキサくらいです。写真にはインパクトレンチが写っていますが実際には使っていません。ハンドツールで十分ですがきつく締めてあるボルトが多いので長めのハンドルが必要です。安物のトルクレンチを持っていたのでそれを使いました。フォークブーツはピッチが狭いものが好みなのでWMのものを買いました。寸法は適度にタイトでクランプリングを探す必要はなさそうです。
フォークブーツを付けた250TRの姿はなかなか気に入りました。80年代のトレールバイクは長いフォークと派手なフォークブーツがお決まりでしたが最近は倒立フォークが普通なのでブーツも滅多に見ませんね。じゃあ古いものはどうかとBSAやBULTACOの古い写真を見てみるとフォークブーツはあったりなかったり。
ところでわたしはフォークブーツと言いましたがこれは日本語です。本当はフォークゲーターと言いますがゲーターというのは軍人が脚に巻いているゲートルのことです。ブーツとゲートルでは靴下とパンツぐらい違うと思いますがいったい誰がフォークブーツと呼び出したんでしょうか。明治の人でもゲートルという言葉は身近に使っていただろうと思うのですが。
わたしの住まいは集合住宅なので整備の場所には困ります。ガレージ付きの家、いやむしろ家付きのガレージが欲しいですね。家の前には信号なしの舗装路が数キロあるような田舎にでも。来月はZ2のウィンカーでも買ってこようかな。金属ボディの大きなウィンカーが似合うと思うので。思い立ったらすぐに試さずにはいられない性質なので今日にでも部品の発注をしたいところですが、あいにく来週はベルギー旅行です。たぶんホテルからネットの通販で発注するだろうなあ。出張手当も出る事だし。
フォークブーツ付き250TRの出来上がり ― 2011/10/16 00:24
紅葉の瑞牆山線 ― 2011/10/16 15:42
もう10月中旬ですから森も紅葉で美しかろうと今日はいつもの茅が岳の林道を抜けたあとで小川山や瑞牆山の方に出かけて来ました。この一帯の林道は深い山の谷間を流れる渓流に沿う道が続いていて夏場にも涼感たっぷりでお気に入りのルートでしたが、秋のツーリングにもぴったりです。朝まで降っていたらしい雨のおかげで堆積した落ち葉も濡れてときどきヒヤリとしますが風景の美しさにペースも自ずと落ちるので何があっても安心です。軽いバイクなのでぐらっとしても地面蹴ればなんとかなるところが実に私向きですね。瑞牆山の麓には瑞牆山を一望できる公園がありますが、天気が良く暖かいのでお客さんで溢れていました。イーゼルを置いて絵を描いているひともいましたがなにやら新鮮ですね。
紅葉時期なのでいつもと様子が違っていて、釣り人やハンターではなく観光客が多かったです。ロードバイクのツーリストも大勢走っていました。林道とはいえこのルートは全舗装ですから。今日はあちこちでバイクを停めては写真を撮っていたので短いルートですが4時間近く楽しめました。また出かけるなら遅くても来週末ぐらいがいいところかな。
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