山田峠 ― 2011/10/09 22:01
志賀草津道路の山田峠に出かけてきました。今回はまったく林道なしです。途中の一沼あたりで既に大変な渋滞でしたが草津に近づくほど車の数は増え、つづら折りの道路に延々と車が連なるのを見たときは戻ろうかとも思いました。雲の中は暗いし寒いし。しかしその甲斐あって峠の横の丘に登って眺めた景色はなかなかのものでした。緑の草原とまばらな針葉樹が視野一杯に広がっていったいここはどこの国だろうかと思いました。まばらな樹木が実にミニチュアめいていて誰かが作ったジオラマを眺めているようでした。
延々連なる車の列にはうんざりしましたがおかげで景色をゆっくり眺めることもできました。自転車で来るひとも実に多くて車種も新しいロードバイクから鉄のビアンキ、MTBといろいろでした。みるからに苦しそうな顔で登ってくるので応援しながら見ていましたが、草津方面からあのつづら折りの登りを自転車で来るのはさすがにつらいでしょう。私は一日がかりでも無理。
みかけるオートバイは大きな排気量のものが圧倒的に多くて昔はよく見た250ccのトレールバイクはあまり見ませんでした。まあ遠くに出かけるには大排気量の方が楽だとは思います。朝出るのが遅かったので高速道路で時間を稼ぎましたが250TRはまず車には勝てません。たとえ相手が軽自動車でも。その代わりに峠道に入ってペースが落ちれば快調です。帰り道は街灯もない真っ暗な峠道を走って来たのですがさすがに怖かったです。先は見えないし、アニメに感化されすぎた「速い車」には無茶な追い抜きをかけられるし。
ともあれ12時間走りっぱなしで秋の風情を堪能してきました。燃料はちょうどタンク3本分を使いました。へとへとです。 休みの最後の一日は虫だらけのバイクを洗ってゆっくり過ごすつもりです。
あれだけ疲れていたのに早朝に起きてしまい、バイクなど洗っていました。クロネコさんが昔のヤマハIT風のフロントヘッドライトカウルを届けてくれたので取り付けてみましたがとても大きい。せっかく美しい緑のランプボディなのにもったいない気もします。外すのはいつでもできるのでしばらくはこれで行こうかと悩んでいるところに近所の小学校の運動会の大音響です。近くの渓谷にバイクで逃げることにしました。結局は今日も走ってしまいました。ところでTRのマフラー位置は低いのでこれまでにトレールで何度も横をぶつけて傷を作りました。塗装すればきれいにはなりますがなんとかならないものか。こういうマフラーのレイアウトは昔のオフロードバイクには珍しくありませし、バッグを吊るすには安全でいいのですが。それでも一回焦がしたのですがね。(10/10)
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