樫山林道から日向の村へ2012/05/20 13:27

木賊峠から西に向かう樫山林道は舗装された良い峠道ですが、それも県営の部分だけで西端の市営林道部分は小さなジャンプ台や土の路面を流れるわき水など野趣あふれる林道です。谷間を流れる渓流を眺めながら西に向かうと住人がいるのかどうかもわからない廃屋だらけの集落があり北の日向の村に向かう林道があります。 山なりになった土の路面の中央には緑色の苔の帯が伸びているような道で走っていると朽ちた樹木の匂いがします。 いかにも奥深い森に迷い込んだようで趣があり、エンジンを止めてしばし休憩しました。こういう森は好きですね。暑い夏の盛りに涼みに来ようかと思います。

気まぐれ飛行船2012/05/20 15:12

わたしは70年代を小学生、中学生として過ごしました。12歳の頃だったか、わたしは自分のラジオというものを手に入れました。AM,FMと短波放送を聴くことができる三洋のラジオでした。海外の短波放送やFENもよく聴きましたが当時たのしみにしていた放送がFM東京でやっていた「気まぐれ飛行船」でした。片岡義男さんと安田南さんのおしゃべりを聴きながら大人になったような気がしたものです。youtubeに当時の番組の録音がアップロードされていたので今も聴いています。片岡さんは小説家ですが当時のわたしはラジオ番組だけを楽しんでいました。どこかで全放送分出版してくれないかな。 片岡義男さんの本業である小説のほうは大学生になった頃に読みました。いかにもその年代の男の子が好きそうな小説だというと悪口にとられかねない懸念があるのですが、オートバイに乗る若者が登場するだけでわたしは好きでした。 その後のわたしのアメリカ文化好きは子供の頃からラジオで刷り込まれていったんでしょう。 自分の家族も親戚もみな若く元気で、オイルショックだなんだと言っても世の中上向きだった70年代が懐かしいです。しかしそう感じるのは子供のわたしをみんなが守っていてくれたからでしょう。逃避願望でしょうか。

あとは使い込むだけ2012/05/20 20:53

クランクケースやフレームの塗装がブーツに擦れて剥がれてくると自分のものになった気がします。まだまだですね。