250TR2011/11/27 18:22

今のわたしが興味を持っているのは自分のオートバイなので、どこに出かけてもオートバイの写真ばかり撮っています。10枚くらいだとつまらない写真だと思いますが100枚、1000枚と異なる季節や場所で撮った写真を撮り貯めるとおもしろいかなと思っています。

寒くなってからというものバイクで出かけて家に戻ると途端に眠くなります。疲れているのでしょうか。7月に復帰してから雨が降っていない休日は必ずどこかに走りに出かけています。テント持って出かけるキャンプツーリングには行けない日でも、日帰りで林道のある山に出かけて終日走っています。いったん走り出すと止まれないのは昔からの性格で理由を作らないと8時間くらいは乗りっぱなしです。

7月に新車で購入した250TRですが安い車体にずいぶんお金を使ってアレンジしました。当面はこの姿かたちで乗ると思います。 外装は前後のフェンダーとサイドカバーを交換しました。 アルミ製のリアフェンダーはカワサキが売っているものですが格好いい梁付きのアルミフェンダーはM&Mというお店が売っているものです。フロントにはフォークブーツも付けています。少しお高いかなと思いましたがWMのものを買いました。リアには取り回しに多少は役に立つグラブバーも付けていますがツーリングで荷物を積むときのほうが使えるかもしれません。トレールで掴んで取り回すにはもう少し太いバーがよろしいかと思います。サイドカバーはバイク部品の通販サイトならどこでも扱っているOSCARのFRP部品です。ゼッケンプレート付きのものと両方持っていますがときどき交換して遊んでいます。 ウインカーはPMCというところのZ2レプリカ品と汎用のステーを使い配線だけは自分で今風に直してあります。 レバーまわりのガードはアチェルビスのスーパーモトという金属製フレームとプラスチック製ハンドガードのセット品です。 タコメーターはイグニッションパルスを拾うタイプのデイトナの 製品ですが取り付けにはWMの金具を使っています。フォークに固定するタイプです。これがいちばん自然な位置に労せず固定できました。 ミラーは安価なナポレオンの丸形ミラーです。数十年前にも同じものを使っていたような気がします。最近はタナックスとかいう名前でしたか。 アンダーガードは当初はカワサキの鉄パイプ製ガードを付けていましたが引っかかるときがあるのでWMのアルミプレートを使っています。 これだけお金を使うのなら中古のBSAでも買った方が良かったかとも思いましたが、馬車馬のごとく働かせるには250TRで正解だったと思っています。 残りは手元にあるBaja designsのレースライトをどうするかですが、250TRのメーターやホーン、ウインカーは同じブラケットに付いているので不要なヘッドライトステーを切断しなければ取り付けられません。追加工用のブラケットはあるのですが金ノコでの切断はなかなかホネなので毎日少しずつ切っています。予定では2週間で切れるはずなんですが、、、。もともとH1のバルブ用のライトケースなのでH4バルブ用に加工するかどうかも悩ましいところです。このヘッドライトがどこまで考えて設計してあるのかわかりませんがミラーの焦点位置にバルブを置かないといけないでしょうから現物を調べて考えるしかないですね。 わたしが車に使っているヘッドライトはルーカスのものですが主鏡と副鏡、レンズで構成されたカセグレン系に似たものです。バルブはもちろん副鏡の焦点位置に置かれています。実際のところ特にすぐれた点はありませんがカセグレン系の望遠鏡が好きなので好んで使っています。レースライトもよく見るとミラーと凹面のメニスカスレンズで構成されていてマクストフ型のアストロカメラみたいです。

今日も茅が岳に出かけました。層を成す霧の向こうにみえる富士山はなかなかきれいでした。

初冬の山にでかける2011/11/27 21:18

今年は熱心に紅葉狩りに出かけていましたが季節の移ろいは矢のごとく、いつしか落葉ばかりの冬となりました。針葉樹も細かなとげのような葉を落とします。おかげで山道も森もふかふかです。秋に大勢いた木こりのひとたちもいなくなり道ばたには大量の木材が積まれていて林道が産業道路だということを改めて知ります。 そうした木こりのひとたちが森に入るための小道が茅が岳周辺にはいくつもあるのですが現場の森に通じる道であるのでどこかに通じているわけではないようです。 そんな道に今日は入って行きましたが大きな岩がそこら中にあるのでライン取りを間違えるとつらいですね。せっかくつけたグラブバーも後ろに女の子でも乗せた時に使うべきものだったようで細すぎて手のひらが痛くなります。息切れしながら走るのは今回だけにしたいです。

冬になると朝夕の山地には雲や霧が降りて来るので層状に霧に覆われた山の景色を楽しむことができます。わたしは青みがかったこの景色が好きで霧の日にわざわざ山を見に出かけることもあります。この写真は櫛形山方面です。南アルプス街道に抜ける林道はこの中を奈良田に抜けています。

そうそう、今日は出かける途中のコンビニで懐かしいMTX125を見ました。わたしがバイクに乗るきっかけになった友人のオートバイも同じものでした。「80km/hまではとても速いんだよ。」と言いながら奴はわたしを乗せてくれたものでした。場所柄このMTXも行き先は同じだなと思っていたら、案の定林道の中で会いました。エンジンの性質上どうしても高回転で走らざるを得ないので自然にアグレッシブな走り方になり今のわたしには向きませんが瞬間的に吹き上がる音はやはりいいですね。そういや奴はどうしているのだろうと思い出しました。