水道水のストロンチウム濃度2011/09/10 22:25

自然の海水には8mg/Lのストロンチウムが含まれています。 自宅の水道水を測定してみましたが>100mg/Lも入っているんでしょうか。信じがたいですね。海水ならともかく。 手順が面倒な測定なので新しい試薬を買って再測定するつもりです。いずれにせよ今回の測定で試薬を使い切ってしまったし。

少し古いですが、相次ぐ余震によって福島第一原子力発電所内に8月中旬に地割れが発生し大量の水蒸気が発生しているというロシアのTV報道がありました。さて行方不明の元核燃料棒はどこに行ったのか?水蒸気は燃料の発熱によるものではないのか?事故からずいぶんと日がたつのに放射性ヨウ素がなぜモニターされるのか?なぜ同じ時期に岐阜で蕁麻疹の患者が多く発生したのか?わたしは岐阜県民ではありませんがお盆に休みに全身に蕁麻疹が発生してエライ目に遭いました。アレルギーなど起こしたことは一度もないのですが。まあことの真相が明らかになることはきっとないでしょう。悪者がいなくても因果関係はおろか相関を示すことすら単発のこうした現象では無理でしょうから。うやむやになる。

わたしはもう低線量の被曝を気にする年でもないと思いますので日本を脱出する気はありませんが、積極的に病気の元を抱え込む気にはなれません。離れて暮らす家族もみないい年ですが汚染地域の食品は避けるようにしています。食品は産地や原料の偽装なんて当たり前のモラルが低い業界らしいので完全に避けられるとは思いませんが。

茅ヶ岳サーキット2011/09/11 20:57

この週末も山の中を走っていました。そろそろ日陰の風は涼しすぎるくらいで夏も終わったのだなと実感します。家に帰れば暑いのですが。

このところよく出かけるのは茅が岳周辺の林道です。この林道は山を囲んでおり南側は甲府盆地方面、北側はみずがき山などの山々と山間の小さな村を上から覗き込むような景色が楽しめます。この環状線にはいくつもの枝があります。登山道であったり林道の支線ですが。GPSのおかげで迷子にはなりにくいのであれこれ探索しています。支線にはきびしい道も多く、軽いトライアルバイクでないとわたしには無理と思うような道もあります。ヨーロッパで100年近い伝統をもつレースにISDEというものがありますが、映画でみたISDEの山岳コースみたいだ、と多少血が騒ぎました。ブランクが長かったのでスタンディングしないと乗れないような道は危なっかしかったりもしますが楽しんでいます。250TRはエンジン下のクリアランスが少ないので何度か岩にぶつけましたがまあ大丈夫です。本線は眺めのいいのんびりした林道なのですが。地図で眺めると短いルートに見えますが実際に一周すると40kmくらいの距離になります。もの足りないときは北側のルートから木賊峠経由で瑞牆山方面の林道を走って信州峠に抜けるか、東に抜けて荒川線で大弛峠に抜ければ長野の千曲川沿いや八ヶ岳の景色の良い道を走って楽しい一日を過ごすことができます。何もない森の中を何時間も走るのは孤独な楽しみですがなかなかいいものです。周辺の地域は幾多の渓流があり、林道も多くは川が流れる谷間を通っています。森の中を流れる川を眺めながら曲がりくねった道を走るのは楽しいですね。でもそろそろ降り積もった枯れ葉に注意が必要です。妙な横Gでふわんと車体が流れます。

バイクを買うまでは週末は自転車で遠くの博物館まで出かけてその庭園でお弁当を食べるのが習慣でしたが、最近は茅が岳がランチの場所になっています。だんだん寒くなりますがポケットに入るくらいの固形燃料を持っていって熱いお茶でも楽しもうかと計画しています。貧乏野宿旅をしていたときはなんでも固形燃料頼みでしたが近年は使う機会もありませんでした。久しぶりに買ったEsbitは昔と同じオレンジの小さな紙箱に入っていて懐かしかったです。

そういえばダム湖で休憩していたときにサイクリングの女の子にバイクを褒められましたが世の中懐古趣味が流行しているのでしょうか?オフロード車といえば背の高い車体に起伏の無い表面のボディが今の標準でいかにも速そうですがスポーツ用品のようでわたしにはピンと来ません。トライアンフのスクランブラーやBMWのGSは格好いいけれど、わたしが林道で楽しく遊ぶには重すぎて楽しめない気がします。中途半端ではあるのですが250TRは悪くない選択だという気がします。蓼科の高地では少々遅い気がしたけれどまあ機械も頑張ってるので褒めてあげましょう。

250TRのハンドガード2011/09/18 15:21

林道を走っていると木の枝やススキの穂に叩かれて痛い思いをすることがあります。転んでレバーを折ることもあります。(ジジイなので転ぶような走りはしませんが。)レバーのスペアは持っていますがいつも工具と併せて持ち歩いているわけでもありません。今はオフロードバイクのレバーまわりにプラスチックのガードが付いているのは当たり前ですが昔はレバーのまわりを鉄やアルミのパイプで囲むガードが普通でした。わたしがみつけてきたアチェルビスのガードもハンドルバーの端とレバー根本あたりにつける支柱の2点で支持する金属製ハンドガードですがオモテにプラスチックのハンドガードも付けることができます。スーパーモトハンドガードという名前で売られています。主観的な感想ですが、アルミのハンドガードは見た目が重そうだし目障りです。しかしプラスチックのガード1枚でなんとなく落ち着きます。 取り付けは容易ですがスロットルの筒に大きな穴が必要なのでリーマーで拡げてやりました。ブレーキのマスターシリンダーの配管も少し取り回しを変える必要があります。配管がつながっているバンジーボルトを緩めるだけのことですが緩めた状態でレバーを握るとオイルが吹き出たり、エアをかんでフワフワなブレーキになります。わたしは不用意に遊んでそういう目にあったのですがちょっとエアを噛むだけなので何度かレバーを握っていれば元に戻ります。取り付けにはひとつコツがあります。取り付け後にスロットルが戻らなくなることがありますが、その原因は内側の支柱のボルトを締込むときにスロットル側のアンカーに斜めに力がかかることによります。内側支柱の正しい位置をみつけるには試行錯誤が必要です。

雨の土曜日はハンドガード取り付けで暇をつぶしました。 一転して青空の本日は朝7時から林道ツーリングに行って来ました。なかなか格好良いではないですか。こうして眺めると大きなヘッドライトが心配なのでキャンプ用の丸い金網をかぶせてみたら、、、。やめとこう。 ときどきはスクランブラー風にアレンジして楽しむつもりであったのでハンドルガードはやめておこうと思っていたのですが合理的な理由をみつけるとつい散財してしまうのが悪い癖です。 いずれにせよ元に戻したくなることもあろうとグリップとスロットルの部品を忘れないうちに頼んでおきました。このようにして我が家の自転車部品の在庫も増えていったのですね。確か。

今日はきれいな青空で舗装してあるクリスタルラインにはサイクリストも多かったです。今風のカーボンバイクばっかりでしたが、ひとり水色のネオプリマートに乗っているひとがいました。伝統的な細身のフレームはいいですね。そういえば最近はオートバイにかまけて自転車にぜんぜん乗っていないなあ。