夜空で宝探し

スウェーデンのモナークという耳慣れないメーカーはサイクルヨーロッパ傘下にある運動器具屋さんだそうですが、かつては500ccモトクロスでチャンピオンシップをとったオートバイメーカーです。昔のモトクロスバイクの文献を漁って最近知ったのですが。モナーク同様にサイクルヨーロッパ傘下の企業であるビアンキもオートバイを作っていましたね。ロードバイクのフレッチェは有名ですが203という250ccのチャーミングなトライアルバイクも60年代には作っていました。写真は1961年に500ccMX世界選手権でチャンピオンとなったモナークのLitoというオートバイです。写真はmxworksbike.comさんからの引用です。たいへん重そうに見えますが128kgと250TRと大して変わらない重さです。これでも当時としては十分軽いバイクであったそうです。引用元のサイトの内容はTerry Goodの"Legendary Motocross Bikes"という本としても読めます。わたしはアマゾンでこの本を買いました。ボブハンナとか懐かしかったです。リッキージョンソンのマシンも載っています。彼の教則本やビデオをお手本に練習していた頃を思い出しますが、わたしにとって最大の障害は恐怖だったのです。下りは恐ろしくて飛べずなめるように走る私の上を少年達が飛んでいったものでした。

それにしてもモナーク、格好いいなあ。プラスチックがないところがいいですね。