アイスバーンで遊ぶ2011/12/10 14:29

昨日は電車の窓から雪が降るのを眺めながら、まだ家のあたりは大丈夫だろうと思っていたのです。滅多に雪など積もらない地域ですから。ところが帰りのタクシーで運転手に雪はどうだったか尋ねてみると「○川のほうは5cmくらい積もったようですよ。」と言う。これを聞いて偵察に行くことに決めました。

県の林道規制情報では閉鎖するとは書いてありませんでしたが、茅が岳のいつものコースのゲートは降りていました。まあ登山客は歩いて入るし私も迂回して入りました。今朝の気温は楽に零度を切っていたので日陰は氷の世界でした。未舗装路は氷結していてもグリップする場所がどこかにはあるのでなんとか走れますが、舗装路のアイスバーンは自分のブーツですら滑るだけです。ブレーキもまったく効きません。おまけにスロットルも効きません。運動を支配するのは重力とわずかな摩擦だけなのでスピンしながら下へ下へと滑るだけです。ハンドルを切ると多少はスピンの仕方が変わるのでなんとか道路を脱出して落ち葉や枝の上を走りましたがヒヤヒヤものでした。250TRはシート高さが低いので両足を伸ばして滑るように氷の上もなんとか走れます。今日はアイドリングでクラッチをつないでいても実に円滑に走ります。まったくグリップしていないからですね。写真はまだ余裕があったときのもので、数百メートルも行くと長い日陰の氷結直線滑降道路でエライ目にあったのです。こういう日にわざわざ様子を見に来る馬鹿者はわたしだけではなく途中で二人連れに出会いましたが無事に帰れたかな。ハイキングに来るひとたちの多さが意外でしたが、まあたしかに雪が積もった森の道を歩くのは楽しいものね。山の猿も今日は無数に現れて雪の積もった森でなにやら食べているようでした。

今年はこの方面の林道ツーリングはおしまいですね。春までは長過ぎるのでどこか良い場所を探さないといけません。寒い思いをして家に帰った後、真っ昼間からあたたかいお風呂に入るのはまさに天国です。

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